自宅で聴力を確認する方法 |
このページは初めて耳の聞こえが悪いと感じた方や難聴の治療をしている最中に自宅で聴力の具合を確認したい方へ参考になれば良いと思い作りました。特に初めて耳の聞こえが悪くなった方はとても不安だと思います。そういった方の現状を把握するために使って頂けたら幸いです。
「何だか聞こえがおかしいな?」や「耳鳴りが収まらないな。」「耳に水が入ったかな?」と思ったら耳鼻科へ受診されることが第一なのですが、すぐに行けない場合もあります。
病気は突然やってきます。
そういった時に自宅で聴力を確かめる方法をいくつか紹介いたします。
最初にスマートフォンを使った方法です。アプリストアで「聴力検査」と検索してみてください。いくつかのアプリケーションが出てきます。正確にはどれが良いとは言えませんが、一つの基準として使用しますから無料であればどれでも構いません。ご自身の使いやすいアプリをご使用ください。そして、ヘッドホンを使用することで聴力検査ができます。イヤホンよりもヘッドホンの方が良いように思います。
かなり静かな環境が必要ですが、一つの基準として使えると思います。
病院での聴力検査との差がある場合もありますが、左右の聞こえの差を確認するのには十分だと思われます。
インターネットでは http://www.kawaijibika.gr.jp/puretone1.shtml でしょうか。
純音を聞くことができますので、左右の差を確認することはできます。
ボリュームは個々人のパソコンの環境で違いますので、正常か異常かは一概には言えません。左右の差は確認できます。
まず、ヘッドホンを用意し、正常と思われる方の耳で最小で聞こえる大きさにボリュームにします。それで、悪いと思われる耳で聞いてみてどうように聞こえるか確かめるというのを125Hzから8000Hzまでやってみましょう。
最後に電話を使った方法です。
電話の場合は同じ音を聞いて左右差が分かるように出来れば良いので、受話器を上げた時の「プー」という音を聞く、時報を聞く、留守番電話の録音された声を聞くなど一定の音を左右の耳で聞き比べてみてください。
聞こえた音が違って聞こえたり、聞こえ難かったりと左右の差があったら要注意という事です。
以上が自宅でも簡単に聴力の異常を確認できる方法です。
しかし、どれも全て確かなものではありませんので、あくまでも「目安」として使って頂ければ良いかと思います。
自己判断だけで決めつけないで、必ず耳鼻科を受診してください。
また、これらの確認方法で異常がみられなくても耳鼻科への受診をお勧めします。
「3,4日様子みようかな?」なんて思わず、早い時期に行ってください。
どのような病気でも早期治療が最大の完治への近道です。その為には、まず専門医を受診し現状を把握することです。様々な病気が隠れている場合があります。そして病名が分かれば、次
の段階です。
もしも、突発性難聴、低音障害型感音難聴、メニエール病であれば
今度は治療になります。突発性難聴の治療へ